【イヤイヤ期がつらいママへ】怒らずに乗り切る対応方法と心がラクになる考え方
「イヤイヤ期ってこんなに大変なの?」「毎日泣かれて叫ばれて、もう限界…」
2歳前後から始まるイヤイヤ期。かわいいはずの我が子なのに、気づけば「早く終わってほしい」と思ってしまう…。そんな気持ちになるのは、あなただけではありません。
この記事では、イヤイヤ期がつらいと感じているママに向けて、怒らずに乗り切るための具体的な対応方法と、心がラクになる考え方をお伝えします。
イヤイヤ期がつらいのは「ママの接し方が悪いから」ではない
まず覚えておいてほしいのは、イヤイヤ期がつらいのは あなたの接し方が間違っているからではない ということです。
子どもは「親を困らせたい」「わざと意地悪をしている」わけではありません。脳や感情の発達段階として、まだ 自分の気持ちを言葉で整理できず、感情がそのまま爆発してしまう時期 なのです。
むしろ、「イヤイヤと言える」というのは 自我が育っている証拠。そう考えると少し見え方が変わります。
イヤイヤ期にママが疲れてしまう理由
子どもの行動よりも、実は ママの心を疲れさせているのは「終わりが見えない不安」や「周りと比べてしまう焦り」 だったりします。
- 毎日同じことの繰り返しで、出口が見えない
- 「他の子はもっとお利口そうなのに…」と比べてしまう
- どこまで我慢すべきか、どこで叱るべきかがわからない
こうした不安が積み重なると、「もうイヤだ!」とママの方が限界を迎えてしまいます。
イヤイヤ期をラクにするための対応方法【具体例付き】
「感情でぶつからない」「頭ごなしに否定しない」だけで、イヤイヤが少しずつ落ち着くことがあります。以下の声かけや工夫をぜひ試してみてください。
1.「ダメ!」ではなく「〜したいんだね」と受け止める
✖「ダメ!それやめて!」
〇「そっか、それがしたかったんだね。でも○○ならできるよ」
感情を一度認めると、子どもは安心して次の話を聞いてくれやすくなります。
2.「命令」ではなく「提案」に変える
✖「早くお風呂入りなさい!」
〇「お風呂と絵本タイム、どっちを先にする?」
選択肢を渡すだけで「自分で決めた」という満足感が生まれます。
3.「数を数える」などゲーム感覚で誘導する
✖「片付けなさい!」
〇「よ〜いどん!10秒以内にここに入れられるかな?」
遊びに変えると、意外と素直に動いてくれることもあります。
感情的に怒ってしまった時の「リカバリー方法」
どれだけ頑張っても、つい怒鳴ってしまう日もありますよね。
そんな時は、
- 「さっきはママ大きな声出しちゃってごめんね」と一言伝える
- 「ママも疲れてたみたい」と素直に気持ちを認める
- ぎゅっと抱っこしてスキンシップをとる
これだけで、子どもとの関係はすぐに戻せます。完璧な対応よりも、「あとから修正できる」ほうが何倍も大事です。
イヤイヤ期を乗り切るための「心がラクになる考え方」
- 「泣くのはストレス発散。言葉で伝えられないだけ」
- 「わがままではなく、自我の芽が育っているだけ」
- 「反抗しているのではなく、『助けて』のサイン」
イヤイヤ期を「イヤな時期」と捉えるのではなく、
“感情の練習をしている大事な成長段階”
と考えられるようになると、気持ちが少し軽くなります。
まとめ:イヤイヤ期は「ママが頑張りすぎないこと」が一番大事
- 言い方や伝え方を少し変えるだけで子どもの反応は変わる
- 怒ってしまっても大丈夫。やり直せばいい
- 「今は成長している真っ最中なんだ」と思えると余裕が生まれる
イヤイヤ期は永遠には続きません。
ママが「ちゃんと向き合おうとしている」その姿だけで、子どもはちゃんと安心しています。
今日もよく頑張っています😊
あなたの子育ては、大丈夫です。
